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少子高齢化と人口減少が私の住む地域に与えた影響は何か?不動産価格はどうなるのか?
少子高齢化が不動産売買に与える影響
少子高齢化と人口減少は、2025年以降の日本の不動産売買市場に大きな変化をもたらしています。主な影響は以下の通りです。
1. 売却物件の増加と相続の急増
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団塊世代が後期高齢者となり、相続や高齢者施設への入居をきっかけに保有不動産の売却が増加しています。
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相続人がすでに自宅を所有している場合、相続した不動産が空き家となりやすく、市場に売却物件がさらに増える傾向です。
2. 買主・借主の減少による需要低下
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少子化で住宅を購入・借りる世代が減少し、特に地方や郊外では「買い手・借り手が見つからない」状況が深刻化しています。
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一部のエリアでは、無料やそれに近い価格でも売れない・貸せない不動産が出始めています。
3. 不動産価格の下落と二極化
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供給過多と需要減少のバランス崩壊により、不動産の資産価値が下がりやすくなっています。特に高齢者の割合が高い地域や過疎地では価格下落が顕著です。
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都市部と地方のギャップが拡大し、都市部では人口集中による価格上昇、地方では需要低迷による価格下落という二極化が進行しています。
4. 空き家問題の深刻化
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空き家の増加が治安や景観、防災面での課題となり、地域全体の資産価値低下にもつながっています。
5. 売却・購入のタイミングの重要性
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金利や税制の変化も加わり、不動産の売却や購入のタイミングがこれまで以上に重要になっています。
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2025年以降は売却希望者が増えるため、早期の売却検討が推奨されるケースもあります。
少子高齢化による今後の不動産価格の変化
少子高齢化と人口減少は、今後の不動産価格に大きな影響を及ぼします。主なポイントは以下の通りです。
1. 地域による価格変動の二極化
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都市部では人口集中が続き、需要が比較的安定しているため価格は維持または上昇傾向が見込まれますが、地方や過疎地では人口減少・高齢化による需要低下で価格下落のリスクが高まります。
2. 空き家・相続物件の増加による供給過多
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高齢者の施設入居や相続に伴う売却が増え、不動産市場に多くの物件が供給される「供給過多」の状態になりやすくなります。特に地方では空き家が増加し、価格下落を招く要因となります。
3. 購入希望者の減少
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若年層人口が減り、住宅を購入・借りる世代が少なくなることで、買い手不足が深刻化します。これも価格下落圧力となります。
4. 長期的な資産価値の下落リスク
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需要減少と供給過多が続くことで、特に地方や高齢化率の高いエリアでは不動産の資産価値が長期的に下落するリスクが高まります。
5. ただし一律の大暴落は考えにくい
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2023年度の地価は2年連続で上昇しているなど、都市部や利便性の高いエリアでは価格が維持・上昇する例もあり、2025年以降に全国一律で不動産価格が暴落するとは限りません。
まとめ
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あなたの不動産が都市部や利便性の高いエリアにあれば、今後も価格が維持または上昇する可能性があります。
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一方、地方や人口減少・高齢化が進む地域では、空き家増加や買い手不足により価格が下落するリスクが高いです。
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今後は「地域ごとの価格差(二極化)」がますます拡大し、不動産の資産価値は立地や需要動向に大きく左右される時代となります。
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