「聞いてない!」を防ぐ境界線の話

お隣さんの屋根や塀などが出ていたら?
覚書があっても要注意な理由!
こんにちは!
いつもブログをお読みいただき
ありがとうございます。
今日は、土地を買う時に
意外とよくある
「越境(えっきょう)」のお話です。
そもそも「越境」って?
簡単に言うと、
「お隣さんの持ち物が、
自分の敷地にはみ出している状態」
のことです。
よくあるのはこんなケース。
-
屋根のひさしが空中ではみ出している
-
エアコンの室外機が境界を超えている
-
ブロック塀が数センチ食い込んでいる
「覚書」があるから大丈夫?
中古の物件を検討していると、
不動産屋さんから
こんな説明を受けることがあります。
「はみ出していますが、
お隣さんと『覚書』を交わしているので
トラブルの心配はありませんよ!」
この「覚書(おぼえがき)」とは、
「今ははみ出しているけど、
将来建て替える時には直しますね」
というお隣さんとの約束事です。
これを聞くと、
「あぁ、約束があるなら安心だ」
と思いますよね。
でも、実はここに落とし穴があります。
なぜ「覚書」だけでは不十分なの?
実は、この約束には
「ある弱点」があるんです。
それは…
「お隣さんが別の人に変わった時」です。
-
お隣さんが家を売った
-
お隣さんが亡くなって子供が相続した
こうなった場合、
新しいお隣さんに
「前の人との約束なんて知らないよ」
と言われてしまうリスクがあるんです。
購入前にチェックすべき3つのこと
もし気に入った物件に「越境」があったら、
以下の3つを不動産屋さんに確認してみましょう。
-
今の持ち主の「人柄」は?
(話し合いができる関係性か)
-
約束は「次の持ち主」にも引き継がれる内容か?
(ここがすごく大事!)
-
住宅ローンの審査に影響しないか?
(銀行によっては厳しくチェックされます)
まとめ
「覚書があるから大丈夫!」と思わず、
将来のトラブルまで見越して
プロに相談してみてくださいね。
【BUZZ HOUSEでは】
福山市で長年の実績を持ち、建築アドバイザーのスタッフが在籍しています。
建物の劣化状況だけでなく、リフォームのアドバイスも丁寧に行っています。
購入してからでは遅いので、
早めに相談できる専門医みたいな存在を持っておくことが、
1番安く、効率的に物件を購入することが出来ます。
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