🏠✨ 不動産売買で絶対に欠かせない!「境界」って何

 

不動産を買うとき・売るときに、「境界を確定してください!」と必ず言われます。

でも、「境界って杭(くい)のこと?」🤔と思う方も多いでしょう。

実は、不動産の境界には2つの種類があり、売買契約ではどちらも明確にすることが大切なんです。

この記事では、この2種類の境界と、トラブルを防ぐために必要な手続きを解説します!

 

1. 境界の2種類を理解しよう!

 

不動産の境界には、「公的な線」と「私的な線」の2つが存在します。

 

1️⃣ 筆界(ひっかい):公法上の境界線📏

 

「筆界」は、土地が登記簿に登録されたときに、国が定めた公的な区画線です。

これは、法律に基づいて定められた線なので、土地の所有者同士が「

じゃあ、この塀の真ん中にしよう」と勝手に変えることはできません。🙅‍♀️

  • 特徴:

    • 国(法務局)が管理する公的な線。

    • 登記簿上の土地の境目。

    • 売買、相続、分筆(土地を分けること)の際に、この線が重要になります。

 

2️⃣ 所有権界(しょゆうけんかい):私法上の境界線🤝

 

「所有権界」は、隣の土地の所有者との間で、「自分の土地の所有権がどこまで及ぶか」を定めた

私的な(当事者間の)合意の線です。

  • 特徴:

    • 隣人同士の話し合いや、既存の塀、生垣などを基準に決められる線。

    • 理論上は筆界と一致するはずですが、昔からの慣習や時効取得などによって、ずれている場合があります。

 

2. なぜ売買で「境界確定」が必要なの?🚨

 

売主さんには、**「境界を明確にして買主さんに引き渡す義務」があります。この手続きを「境界確定測量」**といいます。

もし境界があいまいなまま売買すると、将来こんな大問題が発生する可能性があります。

 

😱 トラブル事例

 

  1. 隣人トラブルの発生:

    • 「新しい塀を建てようとしたら、隣人から『そこはうちの土地だ!』と言われた」

    • 買主さんが住み始めてから、隣人との間で境界をめぐる争いに巻き込まれます。

  2. 建築・融資に影響:

    • 家を建てる際、正確な敷地面積が分からないと、建築確認申請ができません。

    • 金融機関がローンを出す際、担保となる土地の範囲が不明確だと、融資を断られる場合があります。

  3. 契約不適合責任(旧:瑕疵担保責任):

    • 売主が「境界確定図」を渡していなかった場合、後に境界のことでトラブルが起きると、

    • 売主が責任を問われる可能性があります。

 

3. 境界確定ができない!どうしたらいい?🤔

 

隣の人が立ち会いに応じてくれないなど、話し合いで境界が決められない場合、公的な手段を利用します。

不動産売買では、上記のような公的な手続きが必要になる前に、土地家屋調査士という専門家に依頼し、

隣地所有者や役所との立ち会いを通じて、境界を確定させることが一般的です。

🔑 まとめ

 

不動産売買を成功させる鍵は、「公法上の筆界を正確に測量し、隣地所有者と所有権界を確認し合い、

そのすべてを書面(境界確定図や筆界確認書)に残すこと」です。

境界が明確な土地は、安心でトラブルのない優良な不動産の証です。売買を進める際は、

必ずこの「境界」について不動産会社に確認するようにしましょう!😊

 

 

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