「駅徒歩○分」は本当にその時間で着くの?その計算方法と注意点!

不動産のチラシやネット物件情報でよく目にする「駅徒歩○分」。
部屋探しの際に注目する人も多いですが、実はこの「○分」、 ある決め方に基づいて計算されています。 でも、実際に歩いてみると「思ったより遠いな…」と感じたことはありませんか? まず結論からいうと、不動産広告での「徒歩○分」は、以下のルールに基づいています。 ✅ 駅徒歩○分の“公式”な計算方法!
🔸 国土交通省のガイドライン(表示規約)によると…

     徒歩1分 = 80メートル

このルールは日本全国どこでも共通で使われていて、
実際の歩行スピードではなく、「地図上の距離」で計算されているんです。
例:
  • 駅から640mの物件 → 640 ÷ 80 = 8分(徒歩8分と表示)
  • 駅から850mの物件 → 850 ÷ 80 = 10.625 → 切り上げて11分
💡ポイント
  • 小数点はすべて切り上げ(10.1分 → 11分)
  • 実際の信号・坂道・階段などは考慮されていません
    
    
    ✅ 実際にかかる時間は違う?その理由
    
    「8分と書いてあったのに、歩いたら12分かかった…」
    そんな経験がある人も多いのではないでしょうか。 主なズレの原因はこちら:
    • 🚦 信号待ちは無視されている
    • 🧗‍♀️ 坂道や階段も考慮外
    • 🧍‍♂️ 子どもや高齢者の歩くペースではない
    • 🛣️ 道が狭い、歩きづらいなども含まれない
    • 🌧️ 天候や時間帯も無関係
    つまり、「駅徒歩○分」はあくまで“目安”。
    実際の生活シーンでは、もっと時間がかかると考えておく方が安心です。
    ✅ なぜ“80メートル=1分”なの?由来は?
    
    このルールは昭和時代からの不動産広告の業界ルールがベースになっています。
    一応、健康な成人男性が普通のスピードで歩いた場合を想定した距離です。 でも今は、
    • 高齢化社会
    • ベビーカーや車椅子の利用者
    • 通勤ラッシュの混雑 など
    昔とは状況が違うため、「80m=1分」が現実に合っていないという声も増えています。
    
    不動産選びで「徒歩○分」に振り回されないために、
    自分の感覚と生活スタイルで“実際の歩きやすさ”をチェックすることが大切です!
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    中古住宅・新築・リフォーム・リノベーション、
    
    売却についてのご相談は 【福山市中古住宅.com】まで 
    
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