え、これも必要だったの？！意外と忘れがちな諸費用トップ3

マイホーム購入って、夢が広がる一大イベントですよね！

でも、ちょっと待ってください！物件価格の交渉やローン審査にばかり気を取られて、

「諸費用（しょひよう）」の計算を忘れていませんか？

「諸費用」とは、物件価格とは別に、契約や手続き、引っ越しなどで必要になる費用のこと。

実はこの諸費用、合計すると物件価格の5%〜10%にもなるんです。

3,000万円の家なら、150万円〜300万円！結構な金額ですよね。

今回は、その中でも特に「見落とされがち」で、

後から「しまった！」となりやすい費用を3つご紹介します。

💡 【見落としがちリスト】諸費用3選

1. 忘れた頃にやってくる！「不動産取得税」

「不動産を取得した時」にかかる税金です。

物件の引き渡しが終わって、新居での生活が落ち着き始めた半年後〜1年後くらいに、

自治体から突然、納付書が届くことがあります。

これが、初めてマイホームを買う方にとっては最大のサプライズになりがち！

なぜ見落とされがちなの？
- 引き渡し当日ではなく、時間が経ってから請求が来るため。
- ほとんどの場合、マイホーム用の軽減措置が使えるのですが、　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　自動ではなく申請が必要なため、知らずに放置すると大変なことに！

👉 【ココが大事！】

「取得して終わり」じゃなく、後から税金が来ることを覚えておきましょう。

軽減措置を受けるための申請期限は自治体によって違うので、　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　引き渡し後すぐに不動産会社や司法書士に確認してくださいね。

2. ローンとは別モノ！「火災保険料・地震保険料」

住宅ローンを借りる場合、金融機関から「火災保険に入ってください」と言われます。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　これは必須なので誰も忘れません。

でも、見落とされがちなのは「保険期間と支払い方」です。

なぜ見落とされがちなの？
- 多くの方が10年分などの長期契約で一括払いを選ぶため、　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　数十万円というまとまった金額が、引き渡し直前に必要になります。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（もちろん、短期契約や月払いも選べます）
- 地震保険は火災保険とセットで入るのが一般的ですが、その分、費用も増えます。

👉 【ココが大事！】

「毎月のローン返済に保険料が含まれている」と　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　勘違いしがちですが、一括払いなら現金で用意が必要です。

保証内容や金額は保険会社によって大きく違うので、　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　複数の見積もりを比較するのが賢い選択ですよ！

3. 引っ越し費用・新生活準備費

「物件価格」や「税金」などの公的な費用ではないため、　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　資金計画からポロリと抜け落ちやすいのがこの費用です。

「物件の引き渡し＝新生活スタート」ではありません。

なぜ見落とされがちなの？
- 引っ越し代（特に繁忙期は高額！）
- 新居に合わせて買い替える家具やカーテン、家電　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（サイズが合わない！なんてことも）
- 特に中古物件の場合、入居前にリフォームが必要になることもあります。

👉 【ココが大事！】

引っ越し代は業者によって価格差が大きいので、　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　複数の業者から相見積もりを取りましょう。

新居の寸法を測って、「これだけは買う！」　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　という家具や家電の予算を先に確保しておくと安心です。